スパイクタンパク質は閉じたり開いたりします
PDB ID:6vxx
PDB ID:6zgg
PDB ID:7a93
スパイクタンパク質は実は大変やわらかい分子です。特に先端の三つの受容体結合ドメインは、閉じたcloseの構造と、開いたopenの構造の両方をとることができます。「閉じた形」は三つとも閉じていますが、 「1つだけ開いた形」では一つドメインが開いています。さらに、「2つ開いた形」は、二つのドメインが開いています。このように、スパイクタンパク質は、 閉じた形、1つ開いた形、2つ開いた形と構造が変化することがわかります。このドメインの開閉は、ヒトの受容体や抗体との結合に大変重要です。
閉じた形
1つだけ開いた形
2つ開いた形
回す
止める